基礎法学ガイダンス

1.過去出題分野データベース

※下記は例としてH18~H22の過去問についての分析です。
 最新情報につきましては、担当教師からご説明させていただきます。

出題分野
(大テーマ)
出題分野
(小テーマ)
出題年出題年出題年出題年出題年
H18H19H20H21H22
 裁判     
 裁判所と裁判官について    
 裁判外の紛争処理手続    
 日本司法支援センター    
 外国人の権利    
 現代法令     
 法令の適用範囲と効力    
 法規の概念    
 法体系・沿革    
 法格言    
 法令用語   
2.本試験の傾向分析と対策

基礎法学からは、従来毎年2問出題される。

基礎法学というだけあり、その範囲は法全般におよぶため、出題分野の幅を絞るのは難しく、過去問題に対応しきれていない部分はどうしてもあるのが現実である。
平成22年度は、1問が大陸法と英米法、もう1問は法令用語に関してであった。

5年の傾向をたどると、一時ADR法など基幹となる学習をさらに細かく又は深めたものを問う問題が多かったが、ここ1~2年は法学概論のオーソドックスな内容を細かく問う問題が出題されている。法格言・法解釈などの原点回帰の問題は今後も出題として予想される。

目安としては2問とも得点できなくても大丈夫といえる。ただ、法格言や法の基本原理や基幹となる法令の積み重ね(裁判所法の裁判官の定数など)などの法学部生であれば常識といって過言ではない問題は確実に得点して、あとは、わからない問題が出題されても精神的に動揺しないよう「知らないことが出題されても当然」と思って臨んでいただければよいと思う。いずれにせよ、法学にハマって不必要に学習範囲を広げすぎないように注意しよう。